ショパン バラード第1番の弾きにくいところの練習方法

5連符のところ


https://chopinfreemusicsheet.web.fc2.com/score/ballade/ballad23.pdf

  1. 指使いは譜面の指定に合わせなくていい。弾きやすいようにする。ドレドシドドラッ のさいごの2つはパデレフスキー版で(23)(15)と譜面にあったとしても3から5へうつるのは手が小さい場合は手の角度を動かすことになって大変。手が大きい人なら「手の中」でひけて手の甲の角度を動かす必要がないのでよいかもしれないが。ここは(12)(15)でとれば、手の移動が無くて済む。
  2. 分解して練習する ドレ ドシド ドラッ あるいは ド レドシド
  3. 分解したまとまりから次のまとまりへの移動をよく意識する。つなげてひこうとしなくていい。移動と準備(弾く位置に指がきていること、手の角度がきていること)を意識してから実際に弾く。まとまりごとに手をあげてしまわない。鍵盤から離したら意味がない。実際に弾くフォームでゆっくりやる。移動のときの手の向き、角度をそのまま、つぎのまとまりで弾くように。
  4. ドラッ はつづけてきてふにゃっとならないように。しっかりと弾く。まずこれだけをしっかりと弾く練習。上からしっかりと鍵盤を捉える。
  5. ここはクレッシェンドをかけるところなので、あまりレガートを意識してへたに弱くならないほうがいい。ノンレガートでいい。